親知らず

左側上下の親知らず、あわせて2本抜いた

麻酔が効いてもはや何をされてるかわからないまま、医者がやけに力んでるタイミングでかろうじて抜かれた瞬間を把握できた。

抜いた直後から麻酔が効かなくなってきて、たぶん人生でもっとも痛かった。肺も足も震えて全身が痛いような気がした。かすかに楽になるのは、本当に痛い患部に意識を集中することだった。痛みが何に向かって、なにを痛めているのか集中するとほんの束の間痛みがそれ以上でもそれ以下でもなくフラットに感じられる。

ただほんとうに束の間で、「気の遠くなるような痛み」という言葉が身体でわかってしまった。急いで痛み止めを飲んだけど効き始めるまでとても長い時間を感じた。

マジで痛い。痛い。あともう1.5倍ほども痛かったら気を失ってしまう。これを超える痛みを受け止める器をもっていない。

いたいよ〜