ぼやき

今日もあっという間に夜が来て、

往生際悪く何か求めてあれこれつまみ食いしてたらなにも満たされないままこんな時間になってしまった。

 

友だちと会う約束があんなに待ち遠しかったのに相変わらずのこんな社会の風向きで、

万が一、職場のひとにコロナ伝染すようなことになったらと、いまはほとんど憂鬱な気持ちで週末の約束を待っている。

友だちはまったく大好きだけど、いちいちそういうことを考えないといけないこの現状が変わらないなら1人でいる方がずっと良い。

ほとほと疲れた。実家を出てそんな心配からも解放されると思ったけど結局なにも変わらない。

だれも悪くないし敵じゃないと心から思うけど、わかってくれないなら友だちでいてくれなくて良いし捨ててくれて構わないとも、同じくらい強く思う。不必要に同調を求めないでほしい。ほっておいてほしい。

連日の雨模様、

雲がはりついたまま時間が止まったみたいで憂鬱になる。

 

最近谷川俊太郎の「二十億光年の孤独」がとても気に入っている。有名な部分だけど

 

万有引力とは 

 ひき合う孤独の力である

 

宇宙はひずんでいる

  それ故みんなはもとめ合う 」

 

50年ごしでも濁らない、澄んだ水みたくひんやり入ってくる。

 

あと折坂悠太の「鳥」

 

「 ちいさな子どもが影おとす

 あちらこちらについてくる

 ふしぎとみてたその影を

 かくまうように夜がくる 」

 

の節もすごく心がざわめいた。

音楽も詩も写真もひとりで触れていたい。

誰にも見られないところで、ケータイもないところで自分の心がなにに動いて、なにを求めるのか知りたい。

それでいて誰かと深く分かり合いたくて、これはとんだ欲の深さだと自分で書いていて思った。誰が読むかも知らないこんなブログにぼやいておきながら。